白髪が目立ってきては白髪染めを繰り返す日々…。
「髪型を変えて気分転換したいな…。そうだ!パーマをかけてみよう!」
と、パーマをかける気になったのは良いものの、
「そういえば白髪染めしたところだ…。白髪染めとパーマって同時にしても大丈夫なのかな?」
という疑問が出てきます。
毎日忙しく過ごしている人にとっては、できるだけ時間を有効に使いたいので「同時にできれば」と考える気持ちもわかります。
ですが、パーマと白髪染めを同時にすることで「白髪染めが落ちてしまう」とも言われていますし、髪に与える影響も心配でしょう。
そこで、白髪染めとパーマは同時にしてもいいのか、同時にすることでどんなことが起こるのか、同時にしたい場合、白髪染めとパーマのどちらを先にすればいいのかなどをわかりやすくお伝えします。
この記事の内容
白髪染めとウェーブorストレートパーマを同時に併用しても良いの?悪いの?
まず、白髪染めとパーマを同時にしてもいいのかという結論を言うと、同時にしてはいけません。
ウェーブパーマも、ストレートパーマ、エアウェーブ、デジタルパーマすべて同じです。
パーマで弱っている頭皮に、さらに白髪染めでダメージを与えているようなものです。
逆も同じことですので、基本的には「同時はNG」です。
また、白髪染めとパーマを同時に行うことで、白髪染めにもパーマにも悪い影響が出てしまいます。
では、髪にどれほどのダメージを与え、白髪染めとパーマにどのような悪影響を及ぼすのでしょうか。
白髪染めとパーマを同時にすると髪に与える影響は最大ダメージ
白髪染めは髪を守っているキューティクルを一時的に開き、アルカリ剤や酸化染料などの化学薬品で化学反応を起こして染色しています。
つまり、髪を守っているものを破壊して髪にダメージを与える化学薬品を使って染色するので、この時点で髪に与えている影響はとても大きく頭皮も弱っている状態です。
その上、同じアルカリ剤を使うパーマをかけるということは、ダメージにダメージの上塗りをすることになり、髪に与える影響は最大級のダメージと思ってよいでしょう。
化学薬品で受けた髪のダメージを回復するのはとても難しく、きちんと元の健康な状態に戻すのは容易ではありません。
パーマより白髪染めを先にすると白髪染めが落ちる・変色する
白髪染めとパーマを同時にすると言っても、白髪を染めながらパーマをかけるわけではありません。
どちらかを先にすることになりますが、白髪染めを先にした場合、せっかく染めた白髪が緑色に変色する可能性があります。
白髪染めを先にすると、白髪を染めた時に残っている染料と、パーマで使用する薬剤が化学反応を起こすため、色が変色してしまうのです。
白髪が変色してしまうと、染め直すこともできないため、白髪染めとパーマをかける期間をあける必要があります。
白髪染めよりパーマを先にするとパーマが弱まり元に戻る
「白髪染めを先にすることができないなら、パーマを先にしてみれば?」
と思われているかもしれませんが、パーマを先にするのもNGです。
パーマを先にして白髪染めをすると、せっかくかけたパーマが元に戻る可能性があります。
白髪が変色してしまうより良いのですが、パーマはとてもお金がかかりますので、パーマが元に戻ってしまうとお金の無駄遣いになってしまいます。
パーマを先にするときも、白髪染めとの期間をしっかりあけていれば問題ありません。
つまり、パーマ白髪染めどちらを先にしても期間を空けずに同時にしてしまうと、効果が弱まってしまうということです。
白髪染めとパーマを併用するときの正しい順番と空けるべき期間・間隔は?
白髪染めとパーマを同時にするのは難しいということがわかりました。
ですが、文中に「期間を空けて」と出てきたように、期間をあければ問題ないということもわかりました。
では、白髪染めとパーマをする場合、どれくらいの期間・間隔をあけなければならないのでしょうか。
また、どちらを先にすると良いのでしょうか。
正しい順番は「ウェーブパーマ・ストレートパーマが先」で「白髪染めが後」
白髪染めとパーマの両方したい!という時は、必ずパーマを先にしましょう。
先程ご説明しましたように、白髪染めを先にすると色が変色してしまうという大きなリスクが伴いますので、パーマを先にする方がリスクを軽減できます。
白髪染めを先にして色が変色してしまっては、元に戻すこともできず短く髪を切るしか方法がなくなります。
ですが、パーマが若干戻っても大きなリスクにはなりませんので、白髪染めとパーマの両方したいという時は、必ずパーマを先にしましょう。
パーマをかけてから白髪染めをするまでどのくらいの期間空けるのがベスト?
では、パーマをかけてから白髪染めをする場合、どれくらいの期間を空ければよいのでしょうか。
基本的には、白髪染めをしてからパーマをかけるまでの期間は、約2週間空けるようにしましょう。
ただ、2週間もすると白髪が目立ってくる人もいると思いますので、再度白髪染めをするときは、パーマをかけてから1週間ほどは白髪染めをしないようにしてください。
もし、先に白髪染めをしてしまったという時も、パーマをかけるまで約2週間空けるようにします。
「パーマ→2週間空ける→白髪染め」という正しい順番と期間を空けていれば大きな問題は起こらないでしょう。
どうしても白髪染めとパーマを同時にするなら美容院で相談を
「友人の結婚式がある」
「同窓会があるのを忘れていた」
など、どうしても白髪染めとパーマを同時に行いたい場合は、美容院で相談しましょう。
同時に行う場合は、絶対に自分で白髪染めを先にして美容院に行くということはしないでください。
髪のプロである美容院に行けば、白髪染めとパーマを同時に行うことができます。
もちろん、髪の痛みは避けられませんが、緊急時の時は美容院に相談することがベストです。
白髪染めにも種類があり、パーマと同時に使用してはいけない白髪染めと、同時に使用できる白髪染めがあります。
ただし、同時にできるからと言って髪にダメージを与えていないわけではありませんので、本来はおすすめできない方法です。
パーマも白髪染めも髪や頭皮に大ダメージ!白髪が増える原因にも
パーマも白髪染めも頭皮や髪に与えるダメージが大きいということがわかりました。
では、具体的にどのような影響があるのでしょうか。
パーマと白髪染めをしたいという人は、必ず知っておかなければならない情報ですので、内容を知った上で、パーマと白髪染めを行うか判断しましょう。
パーマ液は髪の形を変えるほど強力な成分
パーマは、縮毛矯正にしてもうウェーブを作るパーマにしても「髪の形を変える」ほどのものです。
髪の形を変えるために、髪の主成分であるタンパク質を変化させて形をキープしているのです。
つまり、「髪の形を変えるほど強い成分(化学物質)」でできているのがパーマ液ですので、髪や頭皮に悪影響を与えないわけはありません。
パーマをかけることで頭皮や髪は大きなダメージを受けるため、髪を作る「毛母細胞」の抵抗力や機能が弱まります。
すると、髪が細くなって抜け毛の原因になったり、ひどい場合は薄毛に悩まされることになります。
また、毛母細胞がダメージを受けると、その周りにある「メラノサイト」という色素を作る機能も低下します。
そのため、白髪が増える原因にもなるのです。
パーマ液は頭皮やフェイスラインの肌トラブルを招く
パーマをかける時に最も懸念されるのが、頭皮や髪へのダメージだけではなく、首筋やフェイスラインといったお肌にも悪影響を及ぼすことです。
パーマをかける時は、首筋やフェイスラインなど地肌に就かないように注意はしていますが、パーマ液はサラサラの液体なので、どうしても若干のパーマ液が付着してしまいます。
パーマをかけた後に頭がかゆいという経験をした方が多いと思いますが、これは頭皮が「化学やけど」を起こしているためです。
つまり、首筋やフェイスラインでも化学やけどが起こってしまうので、皮膚が赤く腫れあがったり、ただれてしまう、発疹ができるなどの肌トラブルが起こります。
ひどい場合は皮膚科に通わなければならない状態になりますので、パーマ液が与えるダメージは頭皮や髪だけではなく、頭周辺のお肌にまで及びます。
白髪染めや黒髪用ヘラカラーはキューティクルを開いて髪を染めている
次に、白髪染めや黒髪用ヘアカラーが髪に与える悪影響について解説していきます。
パーマ液同様、白髪染めや黒髪用ヘアカラーには化学物質が配合されています。
パーマがタンパク質を変化させて形をキープしているのに対し、白髪染めやヘアカラーは髪のキューティクルを開いて化学物質を浸透させて色を付けています。
さらに、浸透した化学物質が化学反応を起こして色を付けるので、髪の傷みは半端なものではありません。
髪を保護しているキューティクルを開く時点で、髪は大きなダメージを受けています。
さらに化学物質攻めで、タンパク質を破壊し化学反応で変性させるのですから、頭皮や髪は弱り、きちんとした機能が働きません。
白髪染めはアルカリ剤を使っているので体への影響も心配
多くの白髪染めは髪のキューティクルを開き、タンパク質を破壊・変性させるためにアルカリ剤や酸化染料を使用しています。
アルカリカラーや酸性カラーと呼ばれる白髪染めが該当します。
これらの白髪染めには染料だけではなく、原材料の全てと言ってほ良いほど石油系の化学物質が多く配合されています。
石油系の化学物質は人体にとって害でしかなく、発がん性も懸念されています。
また、頭皮から浸透した薬剤は生殖器に溜まると言われており、不妊の原因になるとも言われています。
生殖器に溜まるということは、胎児の奇形が起こる可能性もあります。
さらにはアルカリ剤はアレルギーを引き起こしやすいので、元々アレルギー体質の人が使用するとアナフィラキシーショックになる可能性もあります。
アルカリ剤以外の白髪染めや黒髪用ヘラカラーも化学染料を配合
「じゃあ、アルカリ剤以外の白髪染めを使えばいいのでは?」と思いませんでしたか?
確かに、アルカリ剤以外の白髪染めもあります。
ですが、アルカリ剤以外の白髪染めやヘアカラーにも化学染料が配合されているのです。
自然の植物からできているので、アルカリカラーや酸性カラーより多少は影響が少ないと思われている「ケミカル染料を配合した小麦粉カラー・ケミカルヘナ・香草カラー」にも化学染料が配合されているのです。
これらの白髪染めや黒髪用ヘアカラーは、確かにベースは自然の植物を使用しています。
ただし、染料以外は自然の植物を利用していますが、染料は化学物質なのです。
染料に使われている化学物質は先ほどご説明したように、発がん性や不妊、アレルギー、アナフィラキシーショック、胎児の奇形などの可能性があります。
染料に含まれている化学物質は、アルカリカラーや酸性カラー同様、髪に与えるダメージはもちろん、体に与える悪影響も決して小さいとは言えません。
パーマと白髪染めが白髪がドッサリ増加させる原因になっている
パーマも美容院や市販の白髪染めに含まれる髪の形を変えるほど強い化学成分が、白髪が増える原因になっています。
パーマ液は白髪染めの成分によって、黒い髪の毛を生成している毛母細胞の働きが低下します。
毛母細胞がダメージを受けると、その周りにある「メラノサイト」という黒髪を作るための色素を作る機能も低下します。
それだけでなく、髪が細くなって抜け毛の原因になったり、ひどい場合は薄毛に悩まされることにもなります。
なので、美容院でパーマと白髪染め、市販の白髪染めは絶対に避けたほうが良いです。
白髪染めとパーマを同時にしたいなら髪や頭皮へのダメージを減らす対策を
白髪染めとパーマを同時にするのは、髪や頭皮にとても大きなダメージを与えるということがわかりました。
でも、「白髪のないキレイな黒髪で、パーマをかけておしゃれをしたい!」と思いますよね。
私も、ママ友達や会社の人にもいつまでも若く小ギレイにしていると思われたいです。
そんな時は、髪や頭皮へのダメージを最大限に減らす対策を取るべきです。
では、髪や頭皮へのダメージを減らすにはどうすればよいのでしょうか。
できるだけ正しい期間をあけてパーマと白髪染めを行う
まず、ダメージを軽減させる方法として「きちんと期間を空ける」ということです。
パーマをあてたら、白髪染めまでの期間は必ず2週間以上空けましょう。
パーマだけでも髪や頭皮には大きなダメージとなりますので、しっかり期間を空けることで髪や頭皮のダメージが回復するのを待つことができます。
2週間経てば、ある程度ダメージも回復していますので、正しい順番と期間を空けることをが大切です。
ただ、期間を空けても化学成分によって毛母細胞の機能が低下してしまい、白髪が増える原因にはなってしまいます。
ヘアカラートリートメントで白髪を染めパーマは美容院が1番賢い方法
髪や頭皮へのダメージを軽減する対策として、白髪を染める時に「ヘアカラートリートメント」を使う方法が1番賢いです。
白髪染めや黒髪用ヘアカラーとは違い、ヘアカラートリートメントは白髪を染めながら髪を保護・修復してくれます。
毎日、お風呂でシャンプー後にトリートメントをする人が多いと思いますが、そのトリートメントを白髪用トリートメントに換えるだけで済むので簡単です。
ヘアカラートリートメントは、白髪染めや黒髪用ヘアカラーとは違い、とても優しい成分でできています。
そのため、髪の傷みを最小限に抑え、髪を保護しながら白髪を染めてくれるのです。
ヘアカラートリートメントの方が白髪染めより良い理由とは?
「ヘアカラートリートメントと美容院や市販の白髪染めとは何が違うの?」と疑問に思う方が多いかと思います。
白髪染めや黒髪用ヘアカラーよりヘアカラートリートメントの方が良いのは、髪や頭皮に優しい成分でできているということだけではありません。
染める時のメカニズムが全く違うのです。
ヘアカラートリートメントはキューティクルを開かずに染める
白髪染めや黒髪用ヘアカラーは、髪を守るキューティクルを開き、化学物質を浸透させ、化学反応を起こして色をつけるので、髪には大ダメージというお話をしました。
ですが、ヘアカラートリートメントは髪のキューティクルを開かず、
・髪の表面に付着して色をつける染料
・小さい分子でキューティクルを開くことなく浸透して髪の内部から色をつける染料
の2種類の染料を使っています。
しかも、浸透させる成分は化学物質ではないため、化学反応も起こしません。
ですので、ヘアカラートリートメントは髪や頭皮に優しくダメージを最小限に抑えてくれるのです。
ヘアカラートリートメントのメリットとは?
ヘアカラートリートメントには他のも以下のメリットがあります。
- fa-check-circle傷んだ髪を補修・修復成分が含まれている
- fa-check-circle頭皮トラブルを改善できる天然成分が配合されている
- fa-check-circle優しい成分なので敏感肌の人でも使える
- fa-check-circle頭周辺のお肌へのトラブルを起こしにくい
- fa-check-circleいつものようにシャンプー後にヘアカラートリートメントを使うだけなのでラク
- fa-check-circle両手で揉み込むように塗布するのでムラができにくい
- fa-check-circle塗布後、周りへの液垂れや液飛びをしても洗い流せばすぐに落ちる
など、多くのメリットがあります。
髪や頭皮に大きなダメージを与える白髪染めや黒髪用ヘアカラーを使うより、ヘアカラートリートメントで傷んだ髪を修復し、髪の抵抗力をつけてからパーマをかけた方が、パーマによるダメージも早く回復するでしょう。
パーマと併用するならこの白髪染めヘアカラートリートメントがオススメ
40歳を過ぎて、10年以上白髪に悩まされきた私が2年以上愛用しているヘアカラートリートメントをご紹介したいと思います。
1番オススメの白髪染めヘアカラートリートメントは「利尻ヘアカラートリートメント」です。
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内容量 | 200g(約6回分) |
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色持ち | 7日間 |
香り | ほぼ無臭 |
使用頻度 | 使い始めでも連続で使用しなくていよい。
1週間おきでも十分という方もいます。 |
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現役美容師が利尻ヘアカラートリートメントの辛口レビューが気になる方は以下の記事をチェックしてみてくださいね。
白髪染めとパーマを同時にするなら髪へのダメージ軽減を最優先に
白髪染めをしている人は、常に「白髪染めの色落ちがないか」「髪へのダメージはないのか」など髪に対する心配が絶えません。
ですが、ヘアカラートリートメントなら白髪染めをしながら傷んだ髪や頭皮を修復してくれますので、常に髪の心配をすることはなくなるでしょう。
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パーマでダメージを与え、さらに白髪染めでダメージを与えてしまうと、健康だった髪も一気に弱って抜け毛や薄毛、白髪の原因になってしまいます。
まずは、白髪用のヘアカラートリートメントで髪や頭皮へのダメージを最小限にし、期間を空けてパーマをかけるようにすれば2重にダメージを与えることはありません。
白髪染めとパーマを同時にしたい時は、髪へのダメージ軽減を最優先に考えましょう。
まずは利尻ヘアカラートリートメントをして頭皮や毛髪へのダメージを軽減しつつ、いつまでも艶のある綺麗な髪の毛をキープしましょう。