
ジアミン不使用のヘアカラートリートメントでは新発想の泡タイプであるキラリ(KIRARI・煌髪)。
特徴はとろ~りとしたムース状の溶剤。
さらっと髪になじむので使用感は他の溶剤よりもお手軽なところがポイントです。
また、エイジングヘアにも着目し、白髪染めと同時に髪にハリやコシを与える成分も配合。
医大発の皮膚科学チームが独自に開発した「ヘアキューブ」という成分が髪の見た目年齢にアプローチします。
果たしてその染毛力や使用感は実際どうなのか、検証してみました。
この記事の内容
KIRARIヘアカラートリートメント(ダークブラウン)商品紹介
内容量 | 150g |
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本体価格 | 3,200円(税抜) |
1回あたりの使用量目安 | ロング約70g・セミロング約40g・ショート約20g(当サイト調べ) |
1回あたりのコスト | ロング約1488円・セミロング約853円・ショート約426円(当サイト調べ) |
全成分 | 水、DME、ミスリルチン酸イソプロピル、DPG、炭酸水素アンモニウム、ステアルトリモニウムクロリド、クロルヒドロキシAI、フェノキシエタノール、水添ナタネ油アルコール、セテス-40、グリセリン、ヒドロキシエチセルロース、セテアリルアルコール、オクチルドデセテス-20、イソプロパノール、オレンジ果皮油、オクチルドデセス-16、ミネラルオイル、ポリクオタニウム-7、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド、グリチルレチン酸、ラベンダー油、パンテノール、BG、PCA-Na、乳酸Na、カンゾウ根エキス、アカミノキ木エキス、アルギニン、アスパラギン酸、PCA、グリシン、アラニン、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、セリン、パリン、プロリン、トレオニン、イソロイシン、ガゴメエキス、ヒスチジン、フェニルアラニン、クチナシ果実エキス、窒素、(+/-)塩基性青、塩基性茶16、塩基性赤76、HC青2、HC黄2、HC黄4 |
キラリのテクスチャ(溶剤)レビュー
ムースなので容器を入れ替えたりなどは必要ないんです。
使いやすさは他の商品よりもよいかもしれませんね。
ただ、だんだんと液状になってくるので、すばやく全体になじませるためにブラシを使用するのがポイントです。
【モニターさん紹介】染める前の状況確認(ビフォー)
モニターのJさん(40代)。顔周りと分け目の白髪が気になるJさん。
パッと見では分からなくても髪を書き分けたり、ラッシングをしたさいに見えてショックをうけることも。普段は美容室に通われており、写真の状態で1か月半が経過したとのこと。
こめかみからもみあげに付近にかけて書き上げると白髪が確認できるような状態でした。
キラリ(KIRARI)の使い方・染め方のコツ
(事前準備)汚れは染め上がりに影響を与えるので、気になる方は先に洗髪をしたのち、しっかりと乾かしてください。
ヘアカラトリートメントはある程度髪の内部まで浸透しますが、基本的には髪をコーティングするといった表現が近いヘアカラーです。
なので、髪の表面には汚れが付着した状態で染めるとシャンプーで色が落ちやすくなります。
洗髪した後にドライヤーでしっかり乾かすしてから使用しましょう。
1回の使用量
今回の使用量:約70g(内容量の1/2)
美容師が使ってみて感じたキラリのカラートリートメントの適量
J様は髪が長めなので、白髪が目立っていたこめかみや、もみあげふきんと頭頂部を中心にしようしました。
ボトルの半分程度なので約100g(ピンポン玉3つくらい)を使用しました。
ムースは塗布しやすいですが想定よりも量は使いました。
ただ、髪に浸透しやすいので使いやすいのは間違いないですね。


「塗布の仕方」と「待ち時間」のポイント
塗布の最適な方法
先ほども説明しましたが、容器に一度出してからハケやブラシなどを使用して手早く気になるところを中心に塗布していくのがオススメです。
液状化しても髪に浸透していくので、塗りにくいと感じる場合は、ボトルから直接髪に泡を出して手早く手でなじませてもよいと思います。
ただハケなどで塗った方がムラになりにくいです。
待ち時間の最適な過ごし方
ラップなどで巻いていただくと、保温効果も得られてよいでしょう。
アルミホイルをその上からまくとさらに効果が得られます。
メーカー推奨なので今日は10分放置時間を取りますが、定着率をあげるには20分くらい待ってみてもよいかもしれません。
待ち時間 | 約10分 |
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液だれなど | 液だれしやすいのでラップを巻き、さらにドライヤーなどで温めてもよいでしょう。 |
頭皮の刺激 | ヒリヒリ感など違和感は全く感じないとのこと。 |
トリートメントの洗い流し方のポイント
ムース上なので比較的サラッと流せますが、染毛料が残ってしまうと服に着くいてしまうなどの心配もあるのでしっかりと流すことを心がけてください。
ただし、あまりゴシゴシと洗いすぎてしまうとしっかりと定着する前に色が落ちやすくなってしまうので、なるべく優しくじっくりと洗い流してください。
染めた後の状況確認(アフター)
1回目の仕上がりです。液状化して染毛料が髪に定着しにくかな、と思いましたが部分的にはしっかり染まっている。
ただ全体的な染まり方が弱いので、使いやすさをいかして、部分染めなどに使用してもいいかもしれません。
美容師によるキラリ(KIRARI)の辛口評価
ダメージケア | ★★★☆☆ 髪の補修成分や保湿成分から、染料に至るまでオーガニックな素材をしようしているのでツヤがでているのは確かですね。コシが出ているかというと微妙かもしれません。 |
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使いやすさ | ★★★★★ 塗りやすさという点では群を抜いているのではないでしょうか。他の商品はこまめにとって塗らなければならない心象ですが、髪にしみこんでいくようなムースはハケでどんどん塗っていけるでしょう。 |
浸透力 | ★★★☆☆ 洗ったあとの濡れた髪の状態では、だいぶ染まっていないのではないかな、と思ったのですが、思ったよりも染まっていました。使い続けることで染まっていくでしょう。 |
持続力 | ★★★☆☆ 3回目の実施から8日が経過しましたが、こまかみ部分に白髪が目立ちはじめました。他はまだ気になりません。 |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ ムースタイプなので他のヘアカラートリートメントよりも使い勝手がいい印象でしたが、塗りやすさは定着率がマイナスなのでチャラでしょうか。染まり具合も思ったよりは良かったですが、染まりきらない印象が強かったですね。 |
モニターさんにレビュー!2回目、3回目での変化、染まり具合や色持ちの感想
美容師による施術後に、モニターさまに自宅で2回目、3回目の実施をお願いし、その効果をレポートいただきました。
ご自宅で使用する際もムースなので使用しやすく、手軽に使えたようです。使用感もムースならではで軽い印象を持たれたようです。
キラリ2回目の使用感の感想
使用感が軽く、ベタつきがないのでつけた感じは快適でした。
でも、その分色の入り具合も軽くなってしまい、思ったよりも染まらなかったです。
キラリ3回目の使用感の感想
2回目同様、染めたときの感じが軽い分、あまり染まっていないようです。
髪につけた時にべたつき感がほとんどないので、使用感はすごく良いです。
回数を重ねていけばいい感じの色合いになると思うので、継続的に使用すると良いのではないかと感じます。
モニターさんが自分で使った際の使い勝手について
美容師さんのように、こまめに紙の束をとって染めるのは自分ではちょっと難しかったです。
なので、塗る際は気になるところにトリートメント剤を出し、最初はくしで塗っていたのですが、髪が長いためムラにならないため、手で揉み込むようにしました。
モニターさんの使用感総評
- 使いやすさは最高評価も染毛力がもう少しあればよい印象!おすすめ度は★★☆☆☆
- ムースタイプの新発想は使いやすさの点では最高点
- ベタ付きなどストレスもなく、継続的にという点では使用しやすい