多くのヘアカラートリートメントは染まりにくく、色落ちしやすいと言われていますが、マイナチュレトリートメントは「染まりやすく色落ちもしにくい」と口コミでも高い評価を得ています。
カラーバリエーションは2色あり、ブラウンもダークブラウンも自然な色に染まると、とても人気が高い商品です。
ですが、せっかく良い色に染まっても色落ちしやすかったり、色落ちが早いと使うのが面倒になってきますし損した気分になってしまいます。
そこで、マイナチュレトリートメントは本当に染まりやすく色落ちしにくいのか、色落ちを防ぐにはどうすればよいのかなど、対処法もご紹介していきましょう。
この記事の内容
ヘアカラートリートメントは色落ちしやすい?
ヘアカラートリートメントは白髪染めや黒髪用ヘアカラーに比べると色落ちしやすいと言えます。
その原因は、染料の違いや髪に色を入れるメカニズムが違うからです。
市販や美容院で染める白髪染めや黒髪用ヘラカラーは、染料の薬剤がとても強く、髪のキューティクルを一度開き、化学反応を起こして髪に色を定着させます。
一方ヘアカラートリートメントは、髪のキューティクルを開かず化学反応も起こさず染料を白髪にゆっくりと定着させていきます。
使っている染料の強さもありますが、このように髪を染めるメカニズムが全く違うため、ヘアカラートリートメントは染まりにくい、色落ちしやすいと言われているのです。
ですが、髪に優しくダメージを与えないのは当然ヘアカラートリートメントです。
白髪染めや黒髪用ヘアカラーは1度でしっかり染まり1カ月ほど染め直す必要はありませんが、髪に大きなダメージを与えていますので白髪が増える原因となり、悪循環になってしまいます。
ですが、ヘアカラートリートメントは白髪を染めながらトリートメント効果も得られますので、髪の傷みが修復されれば白髪が改善されていきます。
ヘアカラートリートメントは白髪も減り、髪も染められるので本当に白髪を改善したい人はヘアカラートリートメントがおすすめです。
マイナチュレトリートメントは色落ちや色移りしやすい?
ヘアカラートリートメントは髪を染めるメカニズムや薬剤の強さなどを考えると、色落ちしやすいということがわかりました。
では、マイナチュレトリートメントはどうなのでしょうか。
色落ちだけではなく、衣服などに色移りしてしまうのでしょうか。
それではマイナチュレトリートメントの色落ちや色移りについて解説していきましょう。
マイナチュレトリートメントは色もちが良く色落ちしてもわかりにくい
マイナチュレトリートメントには2つの色があり、それぞれ白髪を染めてから何日くらいで色落ちするのか調べてみたところ、ブラウンもダークブラウン10日ほどすると色落ちしてくる人が多く感じました。
色落ちしやすいヘアカラートリートメントで、10日ほどたったころに「色落ちしてきたかな?」と感じるくらいですので、色もちはとても良いと言えます。
また、一般的なヘアカラートリートメントの場合、色落ちすると白髪がキラキラを光ってしまうような色落ちの仕方なのですが、マイナチュレトリートメントは色落ちしてもとてもわかりにくいのです。
ブラウンの場合は、ブラウン→ナチュラルブラウン→イエローブラウンのように少しずつ明るく色落ちしていきます。
色落ちしてくると、どうしても赤みが出てきてしまうものですが、イエロー系に落ちていきますので自然に見えるため色落ちがわかりにくくなっています。
ダークブラウンの場合はココアブラウンのような色に色落ちしていきます。
こちらも赤みが出てこないため、色落ちがわかりにくく自然に見えます。
マイナチュレトリートメントは色もちが良いため、白髪の量にもよりますが10日~2週間に1度染めている人が多く見られました。
ヘアカラートリートメントで2週間ほど染め直しをしなくて良いのは、何度も染め直しをする必要がなく使う量も少なくて済みますので、コスパも良くて助かりますね。
しっかり染めれば衣服への色移りはしないので問題なし!
白髪染めや黒髪用ヘアカラーより色落ちしやすいという弱点はありますが、「あくまでも白髪染めやヘアカラーと比べると」という程度です。
一気に白髪が目立つわけではありませんし、ゆっくり色が落ちていきますが色落ちがわかりにくい色になっていくだけですので、あまり気にする程度ではありません。
ですが、色落ちしやすいということは、雨や汗などで衣服などへの色移りもしやすいのではと不安に思っている方もいるでしょう。
先程もご説明しましたが、「あくまでも」というだけですので、雨や汗程度では衣服に色移りする心配はありません。
ヘアカラートリートメントもしっかり染色力がありますので、説明書に書かれている通りにきちんと染めれば問題ありません。
マイナチュレトリートメントの色落ち防止対策は7つ!これで色落ちは解決
マイナチュレトリートメントはヘアカラートリートメントの中でも色落ちしにくい商品ですが、さらに色落ちを防ぐ方法があるのです。
これからご紹介する7つの方法を実践するだけで、各段に色落ちしにくくなりますので、是非実践してみてください。
「白髪が目立ってきたら」ではなく1週間に1~2度染めるようにする
マイナチュレトリートメントは最初に2~3日連続して使い、その後は白髪が目立ってきたら再度染め直します。
ですが、染め直しの頻度を「白髪が目立ってきたら」ではなく、1週間に1~2度染めるようにすると色もちが良くなります。
ヘアカラートリートメントの特性として、重ね塗りをすれば色味が濃くなり色もちが良くなるということが挙げられます。
ですので、最初に連続使用して染める時に自分の納得する色になったら、次は1週間に1~2回染めてみてください。
すると色が濃くなり色落ちを防ぐことができます。
染料が色落ちしにくいアミノ酸系シャンプーを使う
ヘアカラートリートメントは、ゆっくりを時間をかけて髪に色を定着させていきます。
そのため、染めた翌日は特に洗浄力の強いシャンプーで髪を洗ってしまうと染料が流れ出てしまい色落ちが早くなってしまうのです。
ですので、ヘアカラートリートメントで染めた翌日は洗浄力の弱いアミノ酸系シャンプーを使うようにしましょう。
洗浄力の強いシャンプーというのは、市販されている一般的なシャンプーです。
日頃市販のシャンプーを使っているという人は、アミノ酸系シャンプーに切り替えるだけでマイナチュレトリートメントの色落ちを防ぐことができ、色もちがよくなります。
お湯の温度が高すぎないように、ぬるま湯で洗う
マイナチュレトリートメントで染めたあと、しっかりすすがなければなりませんが、漱ぐ時にお湯の温度が高すぎると染料が流れ出てしまいます。
マイナチュレトリートメントの色落ちを防ぐためには、しっかりすすぐことも大切ですが、お湯の温度が高すぎないように調節することも大切です。
お湯の温度は38℃程度のぬるま湯にするようにしましょう。
冬場は特に寒いので、お湯の設定温度を高くしがちですが、マイナチュレトリートメントを使用したあとに髪をすすぐ時はお湯の温度設定に注意しましょう。
浸透時間をきちんと守ろう!短いと染まりが悪くなる
マイナチュレトリートメントには染め方が2つあります。
基本的な使い方はシャンプー後にタオルドライをして濡れた髪に塗布する方法と、乾いた髪に塗布する方法があります。
乾いた髪に塗布すると1回でキレイにそまるので、何度も染めるのが面倒だという人は乾いた髪に使用している人もいるはずです。
ですが、ここで注意が必要なのが放置時間です。
塗れた髪に使用した場合と、乾いた髪に使用した場合とでは放置時間が違います。
マイナチュレトリートメントの説明書を見ると濡れた髪に塗布した場合は10~15分程度放置すると書かれています。
乾いた髪の場合は30分程度となっていますので、必ず放置時間をしっかり守るようにしましょう。
忙しい主婦は特に、放置時間になる前にマイナチュレトリートメントを洗い流してしまう人がいるようですが、しっかり時間を守らなければ色の定着が弱く色落ちの原因になってしまいます。
マイナチュレトリートメントの色落ちを防ぐためにも、放置時間はしっかり守りましょう。
正しい染め方できちんと染めているか確認!自己流はNG
色落ちの原因として自己流で染めていることが挙げられます。
基本的には染め方は同じですが、それぞれのヘアカラートリートメントで放置時間や染め方が若干違います。
「染め方はどれも同じだろう」と自己流で染めてしまうと、放置時間が短かったり、染め方が違っていたりなど、正しく染められていない可能性があります。
マイナチュレトリートメントにはマイナチュレトリートメントの正しい染め方がありますので、説明書をよく読み自己流になっていないかきちんと確認しましょう。
自分で染める時は色落ちの原因となる染まりムラがないように他の人に確認してもらう
色落ちの原因の一つに「染めムラ」があります。
マイナチュレトリートメントは、トリートメント感覚で両手を使って染めることができますので、比較的染めムラが起こりにくくなっています。
ただし、乾いた髪に使う場合は水気がないため滑りが悪く、塗りムラが起こる可能性があります。
ですので、乾いた髪に使う場合はきちんと染められているか、染料がついていない場所はないかなど他の人に確認してもらいましょう。
また、髪をブロックに分けて染めると、染めにくい後頭部や頭頂部もキレイに染まりますので、乾いた髪に塗布する人は実践してみてください。
色落ちしにくい濃い目の色を選ぶ
ヘアカラートリートメントは明るい色より濃い目の色の方が染まりやすく色落ちしにくいという特徴があります。
マイナチュレトリートメントも同様で、明るいブラウンより、濃い目のダークブラウンで染める方がしっかり染まり色落ちしにくくなります。
特に白髪は髪が白くなっているので、明るい色で染めるには何度も染めなければ色が定着しないという人もいます。
白髪が染まりにくいのは、初めてマイナチュレトリートメントを使う人や、硬くて太い髪質の人です。
これらの状態に合っているという人は、ブラウンではなくダークブラウンで染めると色餅がよくなり、色落ちを防ぐことができます。
マイナチュレトリートメントは比較的色落ちしにくい!対処法を実践してさらに長持ち
マイナチュレトリートメントはヘアカラートリートメントの中でも色落ちしにくく染まりやすいと高い評価を得ています。
ですが、髪や頭皮に優しい成分で作られているため、どうしても白髪染めやヘアカラーに比べると染料の定着が弱くなってしまいます。
ですので、いくら色落ちしにくいからと言っても、洗浄力の強いシャンプーを使っていたり、自己流で染めてしまうと色落ちも早くなってしまいます。
マイナチュレトリートメントの効果を最大限に引き出すためにも、色落ち予防対策をして面倒な白髪染めの負担を軽くしましょう。