白髪が気になり出した人にとって、白髪染めは意外と面倒。
それに染めても次々と白いところが伸びてくるので、しょっちゅう染めることになってしまいます。
そこでシャンプーをしながら白髪染めができると言われているのが「白髪染めシャンプー」です。
しかし、本当に白髪染めシャンプーで白髪が染まるのか、白髪染めシャンプーの効果やデメリット、使い方のコツなどを詳しく解説していきたいと思います!
この記事の内容
白髪染めシャンプーは本当に白髪が染まるの?
白髪染めシャンプーを使用して白髪が染まるかというと、一応YESです。
個人差はありますが、大体10~15回ぐらいシャンプーをすると、染まってきたという実感が持てる程度になるようです。
ただし、完全に白髪が染まるということはなかなか期待できません。
染まる毛もあれば、なかなか染まらない毛があるなどムラができる可能性もあります
染まった部分と、軽く染まった部分が混ざった程度のイメージに染まるので、白髪が見えなくなるのではなく、白髪が目立たなくなるというイメージだと思ってください。
白髪染めシャンプーのメリット
シャンプーするだけなので簡単
白髪染めは美容室に行ったり、自宅で行うこともできますが意外と面倒です。
自宅で行う場合は臭いが強く、洗ったときに染め粉で洗面所や風呂場を汚したりもします。
その上、生え際だけ染めることも難しいため、髪を傷めやすいということもあるのです。
このような問題もなく、お風呂でシャンプーするだけで自然にだんだん染まっていく白髪染めシャンプーは魅力があります。
手に汚れが付きにくい
自宅で白髪染めを行うときには、手や衣服、部屋回りの汚れなども気になります。
そのためシャンプーと同時に白髪染めができてしまうという部分も、大きなメリットです。
髪を傷めることがない
利尻カラーシャンプーの公式サイトより
白髪染めはほとんどの場合、髪のキューティクルをしっかり開き、髪の中の色素を抜き、そこにカラーを入れていきます。
そのため、髪を傷めることは、ある程度仕方ないことと言われています。
しかし、白髪染めシャンプーの場合はキューティクルを無理に開いたり、髪の中の色素を抜くことがないので、極力髪を傷めることがないというメリットがあります。
少しずつ染まるので周りに気づかれにくい
使用してすぐに染まるというものではありません。
大体10回目のシャンプーから、うっすら染まっていきます。
それを繰り返していくわけですから、白髪染めを使ったと周りの人に知られずに少しずつ白髪を目立たなくしていくことができるのです。
やはり、男性などは仕事場など周りに白髪染めを使用したことを知られたくない人も多く、そんな人にとってはとてもメリットがあります。
白髪染めシャンプーのデメリット
一気に白髪を染めたい人には向いていない
やはり白髪染めはすぐに気に入った髪の色にしたいと思っている人も多く、そういう人にとっては染まり出すまでに時間のかかる白髪染めシャンプーは向いていません。
お出かけする直前に、白髪をきれいに染め直したいと思う場合もあります。
また、染めた場合白髪がしっかり隠れるようなイメージの染め方を希望しているなら、白髪染めシャンプーは少し不満が残るかも知れません。
通常のシャンプーと比べると価格が高い
通常のシャンプーも価格にいろいろな違いがあると思いますが、アルコール系の安いシャンプーと比べれば8倍~10倍程度の価格のものもあります。
スカルプ系シャンプーやアミノ酸系シャンプーと比べた場合は約3~5倍程度の価格相場になっているようです。
毎日使用しないとすぐ色落ちする
やはり髪の中に色素が入っているわけではないので、それが髪にとってはとても良いことであっても、カラーリングとしてはデメリットの部分かも知れません。
そのため毎日使用していないと、色がどんどん薄くなってしまうので、毎日使い続けるようにしなければなりません。
白髪染めシャンプーを使うコツ
シャンプー後は濯ぐまでに少し時間を空ける
白髪染めシャンプーで洗ったらすぐに濯ぐことは避けましょう。
時間を空けるほどしっかり染まります。
そこで15分から30分空けることができればベストです。
一般の白髪染めのように、指定時間以上つけておくと髪が傷むということもないので、安心して時間を空けておきましょう。
シャンプーはケチらず多めに使う
白髪染めシャンプーは色素がシャンプーの中に入っています。
そのため量が少ないと染まりがあまりよくありません。
できるだけしっかり染めたい、早く染めたいというときにはたっぷり使用するようにしましょう。
普通にシャンプーとしてちょうど良い量より、多めに使うことをおすすめします。
シャンプーの回数を増やしてみる
シャンプーの回数はやはり1日1回は行いたいものです。
2日に1回使用する人より、毎日使う人の方が早くしっかり染まります。
もちろん上でご紹介したように、一回分のシャンプー量を多くし、すすぎの前に時間を置くようにすると、よりしっかり染まります。
ただし1日に何回も洗うと髪や頭皮のためには良くないので、1日1~2回にしておきましょう。
洗った後は自然乾燥ではなくドライヤーで乾かす
シャンプーをした後は、軽く髪を傷めないようにタオルドライをして、その後はドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
それによって染まった色が髪にしっかり定着します。
タオルドライでゴシゴシ拭いてしまうと色が取れてしまうこともあるため注意が必要です。
また、自然乾燥は水分が長い間髪に残るので色素の定着にはよくありません。
白髪染めシャンプーの使用期間中は通常のシャンプーを使わない
白髪染めシャンプーは使用を重ねるたびに色素が定着していきます。
そのため、毎回使い重ねることが大切になります。
また、途中で違った普通のシャンプーを使用すると、今まで定着していた色素を取ってしまうことになる場合もあるので、使用中は白髪染めシャンプーを使い続けることが大切です。
白髪染めシャンプーおすすめランキング
利尻カラーシャンプー
内容量 | 200ml |
---|---|
本体価格 | 3,780円(税込) |
カラータイプ | ■ダークブラウン ■ブラウン ■モカブラウン ■ソフトブラック |
- 累計売上本数1700万本の人気カラーシャンプー
- カラーバリエーションも4色から選択可能
- 天然由来植物色素が髪を傷めず染める
利尻ヘアカラートリートメントでもお馴染みのサスティから発売されている白髪染めカラーシャンプー。
実は白髪を予防するシャンプーは多くあっても、実際に白髪を染めていく機能を持ったシャンプーは現状この利尻カラーシャンプーだけかもしれません。
一度には染まりませんが、使い続けていくことで徐々に白髪が染まっていくアイテムです。
haru黒髪スカルプ・プロ
内容量 | 400ml |
---|---|
本体価格 | 3,600円(税抜) |
カラータイプ | 無し |
- 黒髪の維持に必要なメラノサイトを活性化
- 頭皮環境を整えることで白髪を予防
- 育毛ケア成分も配合
100%天然由来成分のアミノ酸シャンプーとして人気のharu黒髪スカルプ・プロ。
白髪を染める染毛力はあまり効果が高くないですが、白髪を予防するための頭皮や髪のケアとしては高い効果が期待できます。
白髪染めシャンプーがおすすめの人
男性やショートヘアの人
白髪染めシャンプーは、早くしっかり色をつけたい場合、少し多めに使用することがおすすめです。
しかし、価格的には一般のアルコール系シャンプーの約10倍近くになることもあります。
そのため、ロングヘアの人が使用するとシャンプーの消費量が激しくコスパも良くありません。
やはりお財布のことを考えると、ショートの人や男性におすすめとも言えます。
また、男性は回りの人に白髪染めを知られたくないという人も多く、白髪染めシャンプーなら徐々に染まっていくため分かりにくいのでおすすめです。
一般の白髪染めの場合は、せっかく染めてもまた白髪が伸びてくると、白髪と黒い部分がくっきり目立ってしまいます。
しかし、白髪染めシャンプーを使用すると、毎日少しずつ染まっていくので自然に白髪が目立たなくなるのです。
髪や頭皮のダメージを気にする人
髪がパーマなどで傷んだ上に白髪染めでは、髪はダメージのダブルパンチ。
そのため白、髪染めを諦めている人や、パーマを諦めている人も結構いるのです。
特に中高年の女性は、髪全体が細くなったり、抜け毛が多くなってくるため、パーマと白髪染めはとても怖いと思っている人も多いはず。
しかし、白髪染めシャンプーを使用すれば、髪や頭皮を傷めることなく白髪ケアができるのです。
もともと白髪染めには黒い部分の毛も同じようなカラーにするため、しっかり脱色してからカラーを入れていきます。
しかし、脱色するにはキューティクルを無理に開き、そこから中の色素を抜き、そこにカラーを入れていきますが、この過程こそ髪をボロボロにしてしまうわけです。
白髪染めシャンプーはこのような過程がなく、髪全体にカラーが定着するので、逆にキューティクルを保護しながらカラーを楽しむことができます。
また、頭皮にも無理な成分による刺激がないため、抜け毛予防にもでき髪のケアを考えている人にはとてもおすすめです。
白髪染めをしたことに気付かれたくない人
白髪染めを使っていることを知られたくない人には、ベストな染め上がりと言えます。
つまり白髪染めシャンプーはある日白かった髪が、突然真っ黒になるという染まり方はしません。
徐々になんとなく黒くなっていき、気づくと全体に白髪がなくなっていくという感じです。
人は意外とイメージで人を見ているものなので、毎日少しずつ変わっていくことで、イメージが急激に変わらないためその変化を感じません。
そのため回りの人にあまり気づかれたくない人には絶対におすすめです。
今より暗いトーンにしたい場合
白髪染めシャンプーは、髪の中の色素を抜いてカラーを入れるものではなく、髪の上にコーティングされるように色が定着するため白髪中心に染まります。
ただし、今より暗いトーンにしたい場合にはおすすめです。
また、白髪染めシャンプーはキューティクルを色素成分がコーティングするため、痛んだキューティクルを守る働きもあります。
明るい髪が天然の色であっても、カラーリングなどによって明るくした髪であっても、その状態より暗くする場合は、髪を傷めず染めることができるのです。
効果を実感したいならヘアカラートリートメントの併用がおすすめ
白髪染めシャンプーだけでは、なかなか色が付きにくいという点と、付いてもガッツリ染まってくれないこともあります。
この染まり方こそ、自然でとても良いと思っている人もたくさんいますが、中にはすぐに染めたい方もいます。
そこで頭皮や髪に優しく、すぐに染めてくれるのがヘアカラートリートメントなのです。
ヘアカラートリートメントはカラーの定着をより強くしてくれるので、是非併用をおすすめします。
白髪染めシャンプーとコンビネーションで販売されているヘアカラートリートメントがあれば、是非同じ系列のものを使用しましょう。
早くしっかり染めたい人にはヘアカラートリートメントを、そしてゆっくり緩く染めていきたい人は、白髪染めシャンプーのみ使用すると考えておきましょう!