白髪染めって数本しかなくても目立ちますよね。白髪の生えはじめは他の髪が黒いからよけいに目立ちますが、数本を染めるのもな・・・。
そんな悩みから、白髪染めは「人はいつから染めているのか」が気になるようなのです。
本記事ではいつから染めるべきなのか、最適な時期についてを分かりやすく解説。
また、実は「いつ白髪染めをやめたらいいのか」という逆のお悩みも多く聞かれますので、その辺りにもお答えします。
この記事の内容
白髪が気になりだす年齢と、染め始めるべき時期とは?
白髪染が気になる時期は人によって違いますので、そもそも年齢で話すのは非常に難しいのですが、強いて言えば、だいたい30~40代くらいが平均のようです。
実際には、年齢と言うよりも「生えてくる場所」によると思います。生え際やもみあげのようなフェイスラインに白髪が見えると、「白髪染めをしようかな」と思う傾向にあります。
そのため、年齢というよりは「気になったら」染めるのが良いでしょう。
そもそも、白髪が生まれる原因は加齢だけではない。血流が悪くなったり活性酸素の影響などで、毛根でメラニンが作られなくなってしまう状態になることが大きく関係します。そのため、生活習慣も大事なのですが、最近では食生活の乱れからか小学生でも白髪の悩みを持つ人が急増しています。
実際に、男女問わず、白髪の悩みで私の店に染に来る、小学生のお客さまもいるほどです。
若いうちからのは白髪染めもOK。ただし・・・
結論から言うと、白髪染めを「若いうちからしない方がいいのでは」という疑問については、問題ないと言えます。ただし、酸化性染毛剤(2剤式等)は刺激が強いので、自宅での利用はお勧めできません。もちろん、肌の弱い方であれば年齢に問わず控えることがおすすめです。
美容室でやる場合には、美容師が地肌や髪の毛へのダメージを考慮して「頭皮に触れない様に」染料を塗っていきます。頭皮を傷つけないカラーリングで大切なのは、ブラシの角度です。ブラシを微調整することで頭皮に染料が付いてしまうことを防ぎますが、これはプロでなければできないスキルと言えます。逆に言えば美容院で髪を染める場合は子どもの髪に酸化性染料を使うことも可能です。
ただし、頭皮につかなくても髪へのダメージはあるのでしっかりカウンセリングを行います。そのうえで、酸化性染毛剤の他にカラーシャンプーやカラートリートメント、そして植物由来といった染毛剤から効果やリスク、金額を考えて決めてもらいます。
男女で染めるべき時期は違う?
「人の印象は見た目が9割」といいますが、私たちは相手の印象を0.5秒で判断しています。
言うまでもなく、見た目と言うのはそれほどインパクトが強いのです。
ですから、女性の場合は見た目が気になるなら間違いなく染めた方がいいです。
白髪染めによって得られる効果は間違いなくメンタルを上向きにさせます。少なくとも男性と女性であれば女性の方が白髪を気にされるので、白髪のせいで落ち込むくらいならさっさと白髪染めをしてしまいましょう。
男性の場合は女性ほど気にする方は少ないですが、少なくとも商談や社交場での見栄えを良くするために白髪染めをする必要がありますので、周りが気にしているようなら考えてもよいかと思います。
気になりだしたらまず、どんな方法から始めるのがおすすめか
具体的な方法をお話するまえに、まずは生活習慣を見直すことをおすすめします。髪の毛にはサイクルがあるので、黒髪が生えてくるサイクルになれば髪の色ももとに戻ります。遺伝要因もあるとは思いますが、それ以上に健康な髪が生えてくるような生活習慣が大事なのです。
そのうえで、白髪が気になりだした時に何をしたらいいのでしょう。
- 数の少ないうち(数本)内は、タッチペンを使だけで白髪は目立たない!
- または、カラートリートメントを部分的に塗るだけでも十分、対処できます
ただし、白髪がまとまって生えてきて、部分染めだと色むらができてしまう場合は、全体を染めた方が無難です。
逆に白髪染めをやめていい時期は?
白髪染めについては始める時期に悩んでいる人がいる一方で、「やめどき」に悩んでいる人も多くいます。
ただ、白髪染めのやめ時を考えている人の多くは「決断できない」ことを悩んでいることが多く、誰かに後押ししてもらうのを待っているように思います。
つまり、やめる時期とは、あなた自身が「白髪染めをやめていい」と許可を出せたときがやめ時です。
そのうえで、白髪染めをやめる方のいくつかのパターンを紹介しますので、参考にしてみてください。
①健康志向が高まった時
白髪染めに使われている成分について気になると、白髪染めをやめる場合が多いです。または、頭皮にやさしヘナを選ぶ場合もあります。
②白髪染めに魅力を感じられなくなったとき
白髪染めに終わりはないのでお金や時間がかかりすぎると思ったら白髪染めのやめ時です。
見た目よりもお金や時間が気になりだすのは、「白髪染めをやめてもいいかな」とご自分で思っているはずですから。
③年齢の節目で決断する
還暦になったらというような節目をつけてそこで白髪染めをやめてしまう人も多いです。「もうこの自分でいい」と思えたらそれで十分と言えます。あえて、髪を真っ白に染める人も少なくありません。
まとめ
白髪染めは見た目だけでなく心や健康にもかかわる問題です。この記事を読むことで、あなたの疑問が解決されたなら嬉しいです。白髪染めに適切な時期や選択肢はありませんが、刺激の強い染料を使う時は美容師へ相談するまたは、ヘアカラートリートメントやヘナなど地肌や髪にやさしいものを選ぶようにしましょう。